■ミャンマーの食べ物 (ビルマ料理)


ヒン

アメーダーヒン - 牛肉のヒン
ウェターヒン - 豚肉のヒン
チェターヒン - 鶏肉のヒン
セイッターヒン - 羊肉のヒン。ミャンマーでは羊肉が食材として使用される頻度が東南アジア大陸部の他国に比べて高い
ガーヒン - 魚のヒン。淡水魚が主である。海水魚のヒンとしてマナガツオを煮た「ガーモッヒン」などが存在する。


サラダ、和え物

タエテソーク - 熟していないマンゴーのサラダ
アトウ - トマト、ショウガ、熟していないマンゴーやパパイヤなどの主となる食材にタマネギやトウガラシ、ハーブなどを加えて豆の粉、塩、魚醤などで和えた料理
ンガペソーク(en)- 魚のすり身の揚げ物(日本料理でいうところのさつま揚げに近い)の和え物
チェッター・チョートッ - 揚げた鶏肉と野菜の和え物
ラペットウ(写真) - 発酵させた茶葉の和え物。味付けにはニンニク、トウガラシ、ライム、油などが使われ、茶葉を干しエビや揚げ豆、キャベツ、トマトなどと和える


スープ

ビルマ語でスープは「アイエー」と呼ばれる。タイ料理とは対照的に強烈な刺激に訴えかけない点、スープの出汁に淡水魚を使う点に特徴がある。
チンイエー - 具が多く、タマリンドなどで酸味を出したスープ
ヒンジョー - チンイエーと異なり、スープ自体にしっかりとした味付けがされている
ヒンガー - 胡椒を効かせたスープ


漬物

ミャンマーでは「チンバッ」という漬物が作られる。重湯や米のとぎ汁に塩を加えたものを数日放置し、酸味が加わった液に青菜、モヤシなどの野菜を漬け込んで作る


麺類

モヒンガ(モヒンガー) - スープをかけた押し出しの米麺(ライスヌードル)
オンノ・カウスェ - 小麦麺を炒め、魚醤で味付けしたココナッツミルクのスープをかけた料理。タイ王国北部、ラオスの一部に「カオソーイ」という類似した料理が存在する
シャン・カウスェー  - シャン族風の麺料理、具材にはトマトと鶏肉が使われる
シュエタウン・カウスェー - 小麦麺の和え物


米料理

ダンバウ - インドのビリヤニに相当する、多様なスパイスと鶏肉を炊き込んだ料理
タミンチョ - 炒飯


パン類

ナンビャ - ナン
パラーター - エンドウのもやし、挽肉、砂糖とココナッツミルクなどを薄くのばして焼いたものもある